鋼のワイヤーをコイル状(螺旋状)に成形します。
*低温焼鈍230度~480度*冷間でバネを成形すると、コイルの内側には引っ張り方向の残留応力が発生します。 残留応力はバネのヘタリ特性や疲れ特性に悪影響を与えるので、除去する必要があります。最も適した温度で熱処理を行うことで、残留応力を完全に除去することが可能となります。
スプリングの端面(座面)を研磨し表面を平らにします。
直角度をよくすることにより荷重の偏心、座屈などを防ぎます。
バネ表面に金属球を高速で打ち付けることにより、耐久性、ヘタリ強度を強化します。0.4~0.6ミリの金属球を打ち付けることで10~20ミクロンの凹凸が形成されます。
*二度目の焼きなまし*ショットピーニングによって生まれた残留応力の除去が狙いです。最も適した温度で熱処理を行っています。
●セッチングよりヘタリにくいバネを成形するために、最大荷重をかけて、耐久性を向上させます。
●ホットセッチングバネの使用温度より少し高めに加熱したバネをセッチングし、熱ヘタリを防ぎます。
*荷重試験*100分の1ミリまで測定可能な試験機を使用し、バネレート、ダウン量の均一化を図ることで、安定した商品の供給を可能にします。
顧客のニーズに合わせた梱包出荷、納品が可能です。